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【キャリアステップⅠ】 一歩一歩着実に

9月20日、後期に入り2回目の実習を行った2年生。新しい実習先で、新しい仕事を少しずつ覚えているようです。


老舗の御菓子屋さんにて

3年生の生徒も実習でお世話になっているよしだや様。石川町内で100年余りの歴史をもつ老舗菓子処です。Kさんは、この日、茶通という和菓子の作成工程で商品の袋をシールで閉じる作業をしていました。丁寧に作業を進め、200個以上を袋詰めを行いました。(上記掲載画像)

袋詰めは地味な仕事ですが、必ず直接お客様が手に触れるものです。また、袋詰めには、検品といった意味もあります。ミスはもちろん許されません。一見楽しそうに見えるお菓子作りですが、食品を扱うということはそのような厳しさも必要なのです。

パソコンが得意なYさんが挑戦したものは

学校ではパソコン部に所属するYさん。Yさんは、パソコンの操作に長けており、昨年は総合的な探究の時間で、とても印象的で洗練されたスライド資料を作成し、先生方を唸らせました。後期での実習先は、やはり3年生もお世話になっている㈱和知鐵工所様です。

学校では扱ったことのないアプリに挑戦です

この日は従業員の方から指導を受けながら、CADのモデリングソフトを使って鉄骨の加工図を作成していました。パソコン操作に慣れていることもあって順調に作業していました。

中谷自治センターにて地域に関わる

最後は、石川町役場で実習に入っているKさんです。この日は、中谷自治センターにて実習です。

中谷自治センターにて

石川町には、6つの自治センターがあり、それぞれの地域に応じた取組をしています。学習会や研修会、スポーツや趣味などの生涯学習や地域活動などが、地域の方々によって企画・運営されています。

今回お世話になった中谷自治センターでは、農作放棄地を利用して地域住民の交流ができるコミュニティ菜園を運営しているそうです。

この日、Kさんは、各自治センターで秋に行われる文化祭の準備のための装飾づくりをしていました。地域の方々との交流を通して、地域活性化、魅力化に関心が持てると良いですね。

2学期も始まって早1カ月。実習生たちは、少しずつ仕事に慣れ、力を発揮しはじめました。実習を通じて、自分の適性を見出し、また地域貢献についても考えつつあるようです。

引き続き、成長を見守っていきます。