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【高1地域創造探究】地域人講話〜石川町で活躍する地域人から学ぶ〜

1月29日(月)に高校1年生の地域創造探究の時間にて、石川町で活躍する方々から地域の課題や取り組みについて講話をいただく「地域人講話」を実施しました。


|地域人講話について

今年度は、以下の10事業所の方々にご協力をいただきました。
吉田食品 様、郷隆果樹園 様、仲田種苗園 様、ひとくらす 様、井筒屋 様、
玉木木工所 様、特別養護老人ホームさくら荘 様、石川町役場 道の駅準備室 様、石川町役場 教育委員会 様、石川町役場 防災環境課 様(順序不同)
お忙しいところ、お時間を作っていただき誠にありがとうございました!

生徒たちが自分の興味関心に近いテーマを3つを選択し、各会場を移動しながら講話を聴きました。各会場では、少人数の座談会形式にし、より地域の方々と対話的な時間を過ごせるように実施しました。

|地域人講話の様子

吉田食品
養蜂を始めたきっかけやその難しさ、また現在の高校2年生が
吉田さんの養蜂を見学した話をしてくださいました。

郷隆果樹園
さくらんぼやりんご以外に、新しくももの栽培を始め試行錯誤したことや、
果物の6次化についてお話をいただきました。

仲田種苗園
山や植物に囲まれて育った幼少期の原体験から、
現在のフローラルマットビジネスのお話をしていただきました。

ひとくらす
パンフレットをお持ちいただき、ひとくらすの活動や理念をお話しいただきました。また、ひとくらすを拠点にご当地ヒーローの活動をされている方も来てくださいました!

井筒屋
旅館業の課題を含めてお話しいただき、現在取り組まれている学校/スポーツ団体の合宿を
ターゲットにした経営についても教えていただきました。

玉木木工所
林業の課題・取り組み以外にも、玉木さんがなぜ木工職人になろうと思ったかのお話もあり、
キャリアを考える上でも参考になるお話しでした。

特別養護老人ホームさくら荘
介護にはどんな種類の仕事があるのか、またその大変さややりがいについて、
お話しいただきました。
石川町役場 道の駅準備室
令和7年度末に開業予定の石川町の道の駅の構想やイメージや、
どんな過程で完成にいたるのか等のお話をいただきました。

石川町役場 教育委員会
石川町の現在の子ども数の減少やそれに伴う町として課題の話から、
令和6年度に新設予定の認定こども園についてお話しいただきました。

石川町役場 防災環境課
カーボンニュートラルについての説明、それに向けての石川町の取り組みを紹介していただきました。実際に令和元年台風19号の被害もあり、環境問題は他人事ではありません。

|さいごに

それぞれの講話は20分と短い時間ではありましたが、その分生徒たちも真剣に・熱心に聞いている様子でした。地域の方々から聞いて、気になった点などはしっかりと手元のメモに書き留めていました。

講話を聞いた生徒たちは、
「環境問題って難しいけど、台風のときに学校前の川の水位が上がっていて怖かったことを思い出した。環境問題も防災のことも考えていきたい。」
と、社会や地域の課題を自分事に引きつけて考えていたり、

「道の駅は、年間3億円の利益が出せたら町に還元できると知った。町をよくしていくためにも、町内の学生も道の駅に立ち寄るにはどうしたらいいかな」
と、これからできる町の施設をどう活用するといいかとアイディアを巡らせたり、

「将来は公務員になりたいと思っているので、役場の方の話を聞けてイメージがわいた。勉強を頑張りたい。」
と、自分の将来に向けてのモチベーションが上がったりしていました。

地域の方々から実際に話を聞くことで、それまで興味のなかったことに興味が持つことができたり、他人事だったことが自分のことのように考えられるようになるのだと感じました。

高校2年生になったら、いよいよ自分たちのテーマを設定して、探究活動を進めていくことになります。今回ご来校いただいた地域の方との協働して、活動する生徒もいるかもしれませんね。

これからの生徒の活動が楽しみです!!!

改めて、今回ご協力いただきました地域のみなさま、誠にありがとうございました。引き続き、どうぞよろしくお願い致します。