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【キャリアステップⅡ】仕事とは、学ぶこと

仕事は学ぶことであり、慣れること

 本校の特色あるカリキュラムであるキャリアチャレンジ(学校設定科目)。就業体験を長期間(2年)かけて行っています。
 今回は6月8日の3年生の実習風景を紹介します。上は、石川町内の人気飲食店「手打ち中華 天山」様での様子です。4月から始まった実習も7回目です。Oさんは、この日、接客から食器の片づけを行っていました。調理の補助をしたり、接客に必要な準備などについて学び、仕事の範囲を少しずつ広げているようです。
 続いて石川町文教福祉複合施設「モトガッコ」様での実習風景です。モトガッコは、旧石川小学校をリノベーションした公民館・図書館・屋内遊び場などを備えた施設です。Tさんは、この日、図書館で返却された本の配架作業をしていました。本棚がどうしたらきれいに見えるのかを考えながら、本を揃え並べていました。

石川町文教福祉複合施設モトガッコ様にて

 社会には、実際の現場でないと分からないこと、体験してみないと理解できないことがたくさんあります。仕事とは、現場で学ぶことであり、少しずつ慣れていくことなのだと感じます。

建築の現場にて、コミュニケーションを通じて学ぶ

 続いて石川町を中心に、住宅や店舗の新築・リフォーム等を担ている有松工務店様での実習の様子です。1925年設立と約100年の歴史をもち、地域密着型の工務店様です。

新築の現場での実習の様子

 この日、Nさんは、新築現場での実習に臨みました。社員の方々に丁寧に教えて頂きながら、筋交いと呼ばれる木材への釘打ちの補助を行いました。これまでの実習でも、リフォームの現場での木材運びなどを経験してきています。現場で取り組む実習の内容は毎回異なるようです。その日、その日で異なる仕事の中で、社員の方々とのコミュニケーションを通じて仕事を学び、実践しています。
 仕事において学ぶことは非常に重要です。社会の現場は生徒たちにとって新しいことばかりです。常に学びの機会が存在します。生徒たちには、仕事における学びの重要性について理解を深めて欲しいですね。