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【高1地域創造探究】みんなの地元の推し!

8/28(月)、夏休み明け最初の地域創造探究(1年生)の授業

夏休み前の授業で、生徒たちには、
「夏休み中に、地元または石川町の◯◯推しを見つける」
という夏休みチャレンジを課題として出していました。

生徒たちは人、食べ物、場所など自分が推したいものを撮影してきました。今回の授業では、その写真と推しポイントについて共有をしていきます。


初めての写真アップロード!

今回の授業では、生徒所有の情報端末と学校のICT環境を積極的に活用しました。ちなみに、福島県立高校の1、2年生は自分の端末(タブレットPC)を授業に持参し、日々の授業で使ってよいことになっています。ただ、有効に活用できているか、というと・・・。

今後、総探に限らず様々な授業でプレゼンテーションや動画を作る機会があると思います。また、卒業後に進学先や就職先では必ず、ICTを活用することになるでしょう。事前の担当者打合せ(教員7名と魅力化コーディネーター2名)でも、今から少しずつICTに慣れることが大切だと考えていました。

今回の授業では、スマホで撮った写真を単に見せ合い、推しポイントを説明するのではなく、インターネット、クラウドを使用することを意識してみました。具体的には次の通り。
1 端末を用いて、写真をGoogle Drive内の共有フォルダに格納する
2 共有された写真を自分の端末で確認する
3 班の中で推しポイントを発表する
4 上記2と3について、Google Jamboardにコメントを書き合う

中には、ファイルをGoogle Driveに格納することが人生で初めて!という生徒もいます。
しかし、さすがはZ世代の生徒たち。器用に端末を操り、自分たちで試行錯誤しながら、操作方法を見つけていきます。

さらに、
スマホの画像をうまくアップロードできずに困っている生徒がいると、
「写真をパソコンで取り込んで、僕から代わりにアップロードするのはどうですか?」
「携帯見せて?」
「どうやったの?」
と、生徒どうしで解決しようと協力し合っている場面がたくさんありました!!

生徒どうしが教えあい、「できない」を「できる」にしていく姿が、とても印象的でした。

みんなの◯◯推し!

生徒たちの写真を見てみると、風景、食べ物、場所、イベントなど、
生徒それぞれの「推したい」気持ちが伝わってくる素敵な写真ばかりでした。

夏休みの宿題ということもあり、夏の風物詩である、花火の写真をアップロードしている生徒が多い印象を受けました。

「家からも花火が見えるから自分の家は特等席!」
と地元ならではの自慢話があったり。
「人が多かった」、「かき氷食べた」など、今年の夏祭りのことを教えてくれた生徒もいました。

温泉施設を紹介していた生徒は、
「空いている時間に図書館に行けるし、とにかく地元の人が多く集まる!」
と、自分がそれを推したい理由を嬉しそうに共有していました。

温泉施設をプレゼンする生徒(右上)

みんなでJamboard!

Jamboardはオンラインホワイトボードサービスで、ホワイトボードを共有すると、数名で同じホワイトボードにペンや付箋を使って自由に自分の考えを書き込むことができます。

今回の授業では、このJamboardを使って、それぞれの推しについて感想を送り合いました。

「花火がきれいに写っていて、(そのきれいさを)推す理由が分かった」
「その夏祭りに行きたいと思うくらい、写真がきれい」
「(美味しそうなラーメンの写真を見て)美味しそうで食べてみたい」

Jamboardを使うことで、別の班の生徒の写真を見て、コメントを残すことも可能になり、班の垣根を超えた共有が可能になりました。

意見共有とは別に、付せんのレイアウトをこだわるグループがいたり、
Jamboardの使い方を冒険している姿も見受けられました!

Jamboardにコメントを打ち込む生徒

夏休み明け、最初の探究の授業では、ICTに慣れるために、自分の端末を操作して写真をGoogle Driveに格納したり、Jamboardを使って意見共有を行いました。

初めての作業に慣れない生徒も多かったと思います。しかし、生徒どうしが助け合い、楽しそうに、かつ創造的にICTを活用する姿が印象的でした。

1学期は「地域を知る」ことに焦点を当てていましたが、2学期は「地域と関わる」ことに焦点を当てます。もちろん、学校外の方々と関わる機会が多くなります。

地域の方々とも積極的に協力し、生徒たちの冒険心、好奇心を大切にしながら探究活動を進めていけたらと思います!


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